在宅介護で宅配弁当サービスを利用!実際に使って感じたこと

母の在宅介護中、宅配弁当を少しの期間利用してみて、いろいろなメリットやデメリットを感じました。私の住む街では独居老人用の宅配弁当サービスがあり、そちらを知り合いの顔ききで利用させていただいたという経緯があります。

宅配弁当

自発的に利用した宅配弁当サービスではありませんが、これから利用される方の参考になればと思います。

宅配弁当のメリット

まず、宅配弁当のメリットはなんといっても、決まった日と時間に来ることです。
またすぐに食べれば温かいこと。これが我が市の独居用弁当の唯一の利点です。

宅配弁当

また私は左右乳がんをしているため、時折食事の用意すらできなくなることがあり、そんな時は、「母に食べてもらえるものがある」という安心感がありました。
支度はできないけど、食べるものは準備されている。「それを食べるか食べないかは、母の自由!」という心の持って行き方ができました。

宅配弁当のデメリット

宅配弁当のデメリットもいくつか感じました。

食べたい時間に届かない

仕方ないことですが、夕飯用弁当の配達が16時30分と決まっていました。これは夕飯には早すぎます。
なので、もしレンジが利用できない一人暮らしのお年寄りは、冷たいご飯と味噌汁で夕飯を取ることになります。
配達時間が選べるサービスを選択した方が良いでしょう。

おかずが脂っこい

メニューがないので、来て見ないとおかずがわからない。
そして、基本的にそのおかずが、若者向けの脂っこいおかずだったりします。

おかず

母が「これを食べるなら、毎日コンビニの鮭弁でいい」と言ったくらい脂っこい。少しのご飯で、高齢者はこの脂っこいおかずは消費できないのです。参入するお弁当屋さんが、学習してくれることを希望するのみでした。

メニューが事前に選べたり、おかずが高齢者にも食べやすい内容になっている宅配弁当サービスが良いでしょう。

容器を洗う必要がある

そして、複雑な構造の容器を洗って返さなければいけないです。
家事もヘルパーさんに入ってもらっていることが多い介護世帯で、「自分で洗えというのか!」です。

介護の点数上の問題なので詳しくはわかりませんが、このお弁当の容器は、ヘルパーさんは洗わないことになっているので、届けて食べさせてもらったはいいが、一苦労が待っているという状態です。

市のサービスではないお弁当は、容器も使い捨て、あるいは、汚れたまま返しても問題ないです。でも、単価が高く、一食が890円くらいする(宅配業者の冷凍してるものではなく、温かいもの)ので、経済的に毎日取ることは難しいです。

宅配弁当を利用してみての感想まとめ

わりと早い段階で、母は「これは食べません」と宣言して、手をつけず、私が食べることが多かったのです。

我が家の場合、積極的に利用したというより、世帯分離して、顔のきく知合いが手早く手配してくれた状況。
このお弁当に限らず、定員というものはあるもので、そこを知合いの顔で無理に入れてもらったということもあり、自己都合で止めることは心苦しくできませんでした(ショートステイなどの場合、お休みすることはできる)。

だから、腸閉塞で入院して老健に入ると決まった時、「もうお弁当は食べなくていい」と、知合いには申し訳ないけれど思ったくらい、負担でなりませんでした。

それ以外は、意外とブラックな思い出しかない、お宅配弁当で、私が高齢者になった時は、頼まないでしょう。

宅配弁当がおすすめの世帯

  • 独居の場合
  • 介護認定の度合いで、夜ヘルパーさんが食事介助に来られない世帯
  • 脂ものでもなんでも食べられる方
  • 人が真心こめて作ってくれた、温かい食事を頂きたい方